芭蕉の旅「奥の細道」No24・小松

小松

小松という所に着いて、ここでは先ず一句芭蕉が詠んでいます。

そして太田神社に参詣しました。実盛(さねもり)の遺品である、甲、錦の切れはしがここにはあります。

その昔、源氏に属していた時代に義朝公(よしともこう)より賜ったものだと言います。

まことに平武士のものとは思えないほど立派です。目庇(まびさし)より吹返しまで、菊唐草のほりものがしてあり、黄金をちりばめてあります。

竜頭には鍬形が打ち付けられているのです。真(実)盛の討ち死にした後に木曽義仲の願い状に添えて、この社に献上されたものだと言われます。

樋口の次郎が使いをした事などと共に、当時の事が目の前に見えるかのように由来や起こりとして書いてあります。

そこで、一句芭蕉が詠んでいます。